メーカーの保証とは?その意味って?
-保証を付けるメーカーの意図-
購入してまだ間もないのに、製品が故障してしまったり、壊れてしまったりしたことはありませんか?そんな時、あなたはどうしますか?
多くの人は、まずメーカーに問い合わせしてみようとメーカー保証書を確認してみるのではないでしょうか。
故障した場合は、修理を依頼できるのか、または修理に対して何かアドバイスをもらえないか、メーカーに頼ってしまいます。
特に故意では無く故障したり、規定通りに使用して破損した場合は、自分は悪くないと思いメーカー側がなんとかしてくれるのが“当たり前”という気持ちになってしまいがちです。
私も今まで、家電製品や家具、洋服などが破損してメーカーに問い合わせをしたことが何回かあります。その際、楽しみにしていた商品が壊れてしまい残念な気持ちと、自分は何もしていないのに…という怒りの気持ちも多少ありました。対応はメーカーによって違いましたが、どのメーカーの方も誠意を持って対応して下さいました。
皆さんも一度は私の様な経験をしたことがあるのではないでしょうか。
しかし、そもそもメーカーは、修理をしたり、商品の交換をする義務があるのでしょうか。メーカーに修理を依頼しても断られ、対応してもらえないことも多くあります。
そこで今回は、メーカーの保証についてお話したいと思います。
メーカー保証
故障や破損したとき、真っ先に想い浮かべる「メーカー保証」。
「まだ、保証期間内だったかな?」と保証書を探したこと、ありますよね。
「保証期間内は無料で修理してくれる」という認識が強いと思いますが、実は法律などで義務付けられているものではありません。
メーカー保証とはメーカーが品質を保証するために、独自に設定している保証のことです。そして、多くの場合は保証期間が設けられています。
では、なぜ法律で義務付けられているわけではないのに、メーカー保証をつけるのでしょうか。
メーカーが販売する新商品は、様々な実験や検査により故障しないようにできていますが、希に例外的に故障してしまうケースもみられます。そうした故障リスクが出るだろうという期間が保証期間に設定されている場合が多いのです。
この期間内に全ての不具合の確認と対応をし、改良することで品質の向上を行っているのです。
適切に使用しているのにもかかわらず突然壊れた場合、顧客はメーカーに対し不信感を抱きかねません。そこで、このメーカー保証を使い対応することで、信頼回復に努めているのです。
保証を受けるときは
無償の修理などの保証を受けるとき、保証期間内にその製品を購入したことを証明できる保証書等の提示を求められることが一般的です。修理を依頼する際は、取扱説明書や保証書に記載されている保証内容をよく確認しましょう。また、保証書の記載漏れなどがある場合は、保証期間内でも有料になる可能性があるため注意しましょう。
メーカーから断られてしまうケース
メーカー側も全てのことに対応できるわけではありません。
商品がずいぶん前に製造された物だと、修理を断るケースも発生しています。
メーカーは常に新しい商品を開発し販売しているため、古い商品の在庫や部品を永遠にとっておくことが不可能なのです。そのために、修理を受けたくても部品が無く対応出来ないのです。
長年愛用している製品を、修理出来ないと言われると非常に残念な気持ちになりますね。
しかし、こういったケースを知っておくとメーカーに問い合わせをしたときにスムーズに話がすすむでしょう。
保証があるメーカーと保証のないメーカー
ここまでのお話でメーカー保証とはどのようなものか、なぜメーカー保証を付けるのか…お分かり頂けたと思います。
メーカー保証のある製品と、メーカー保証のない製品ではどのような違いがあるのでしょうか。
先ほどのお話のように、より良い商品作りのためにもメーカー保証をつけることは、私たち消費者だけではなく、メーカーにも利点があるのです。そして、それは商品に対する自信や責任の表れともいえるでしょう。
逆に、保証が付かない商品については、商品にたいして何らかの理由があるはずです。
SNSが発達した現代では、メーカーの対応もすぐにネットに載ってしまうのが現状です。
商品を販売したらそれで終わりで、質問や故障の問い合わせをしても一切連絡が取れなくなったり、横柄な態度で断られたり…といったことも少なくないのです。
特に高価な商品を購入する際は、メーカー保証があるのかという点も大きなポイントになります。商品の口コミがあれば、口コミを見て販売者やメーカーがどのような対応をしているのかを知ることだけでも、トラブルを回避できる可能性がありますよ。
自分の商品に対して情熱と責任があり、購入後も商品に対して親身になってくれる、そんなメーカーから購入できると幸せですね。
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