プレゼント 特集
ライター

ハヤカワ / Hayakawa

デザイナー、ファッションアドバイザー、アクセサリーバイヤー

大手ジュエリーメーカー企画部へ入社。企業間取引による国内外のブランドジュエリーを中心に商品開発を多く手掛け、年間の企画提案150件以上もの経験を積む。現在はSATO DESIGN OFFICEのデザイナー兼バイヤー。

編集

マナブ / Manabu

クリエイティブディレクター

某アパレルブランドにて販売員→古着バイヤー→EC部門の設立→EC運営→某有名女優タレントのブランドサイト立ち上げを経験。現在は様々な分野で活動中。好みのスタイルは「清潔感のある大人ストリート」。趣味は勉強。音楽が大好き。

2023年から始まり2024年もチェーンネックレスが流行していますが、2025年も引き続きチェーンネックレスが人気になると予想されています。この機会にハイブランドのチェーンネックレスを購入しようと考えている方も多いかと思います。

ということで今回は、トレンドの最前線に身を置くバイヤーに、現在メンズチェーンネックレスを扱っている合計15のハイブランドの中から新作を含めたおすすめチェーンネックレスをブランドごとに厳選してもらいました。

本記事はシーズン毎に更新しておりますので、ハイブランドの最新チェーンネックレス情報を知りたい方は是非ブックマークで保存しておいてください。

流行りに関係なく一生もののネックレスブランドを探している方はこちらの記事をどうぞ。

メンズネックレスとは?

メンズネックレスとは、男性用に制作されたネックレスまたは男性も身につけれるネックレスのことを指し、一般的なメンズネックレスのチェーンの長さは50cm~65cm人気の長さは50cm~55cmと言われています。でも最近ではチョーカーサイズのメンズネックレスが注目されたり、女性向きのネックレスを身につける男性が増えてきているので、ぜひ長さやデザインに捉われずに自分の好きなスタイルを貫いて楽しんでください。


ハイブランドの高級チェーンネックレス7選

CARTIER(カルティエ)

出典: cartier.jp/

チェーンネックレスと言えばCARTIER(カルティエ)の「サントス ドゥ カルティエ ネックレス」でしょう。セレブを中心に人気の火がつき、巷では似たデザインのネックレスが低価格でそこかしこに出回りました。もちろんカルティエの代名詞ともいえるトリニティのネックレスも人気です。

どちらも価値の高いゴールドを使用しているのでかなり高価ですが、ブランド価値、販売価格、金相場のどれもが向上し続けているので投資物として保有する人もいるようです。


DIOR(ディオール)

出典: cartier.jp/

メゾンのシンボルをモダンに解釈した、さりげないCDアイコンデザインが人気のディオールネックレス。気高さと無骨さが共存したディオール独特の気配が魅力です。

特に今季の新作ネックレスは、ルテニウムコーティングを施した真鍮を使用したユニークな2トーンデザインになっており、同じデザインでブレスレットもあるので、ブレスレットと合わせたコーディネートもできます。


TOM WOOD(トムウッド)

出典:tomwoodproject.com

ノルウェー・オスロ発ブランドで、20代〜40代に満遍なく人気があり、日本では中条あやみさん、新木優子さん、星野源さんらが着用したりして男女共に人気のTOM WOODのチェーンネックレス。

今期の新作は1950年代に世界中で流行した荒々しい建築様式である「ブルータリズム建築」にインスピレーションを受けたデザインとなっており、留め具を前にして見せる付け方が◎です。


Saint Laurent (サンローラン)

出典:ysl.com

「モードの帝王」とも呼ばれるサンローランのチェーンネックレス。海外ではジャスティンビーバー、日本では平野紫耀さんらが愛用しているそうです。黒を基調としたモノトーンカラーでクールな服装が好きな方にオススメ。

ベゼルセットのクリスタルをあしらった「バーチェーンネックレス」はドレスシーンに最適で、平らなリンクとホロウレクタンギュラーリンクを交互に配したショートの「プレートチェーンネックレス」はモードスタイルを手軽に取り入れるアイテムとして重宝します。


LOUIS VUITTON(ルイヴィトン)

出典:louisvuitton.com

立体感のある大ぶりチェーンが存在感抜群で、ヒップホップ・プロデューサーの顔も持つデザイナーであるファレル・ウィリアムスらしいヒップホップライクなデザインとなっています。

2025春夏メンズ・プレコレクションのラインナップにチェーンネックレスは入っていませんでしたが、2025春夏メンズ・ショーではファレル・ウィリアムスがゴールドのチェーンネックレスを2重にかけていたので、もしかしたら今後登場するかもしません。


BOTTEGA VENETA(ボッテガ ヴェネタ)

出典:bottegaveneta.com

新作のペンチェーンネックレスは、表面に直線や曲線を刻んで幾何学的な模様を施す、かつての宮廷による彫金技法「ギヨシェ技法」で上品な質感をプラス。同じく新作のシェイプ チェーンネックレスはトレンドである立体感あるチェーンで仕上げたシンプルかつインパクトある逸品となっています。


BURBERRY(バーバリー)

出典:jp.burberry.com

キュービックジルコニアの盾モチーフを埋め込んだ「シールド-チェーンネックレス」、盾の形をしたシールドクラスプとBシェイプのチャームがアクセントの「シールドロック-ネックレス」、そして馬上の騎士デザインにインスパイアされた馬の形のクラスプをフィーチャーした「ホースネックレス」と、非常に細かいディティールに凝ったチェーンネックレスが魅力です。


気鋭ブランドの注目チェーンネックレス5選

BOWRIVAN(ボウリヴァン)

出典:bowrivan.com

SATO DESIGN OFFICEが運営するドレスアクセサリーブランド「BOWRIVAN(ボウリヴァン)」が、今年の8月から展開を始めた注目のネックレスコレクション、第一弾のチェーンネックレスはSILVER925を使用した3型。

どれもシンプルな見た目ですが、”存在感がありながらも上品で奥ゆかしい輝き” を出すために光の反射を計算して設計したそうで、輝きで差別化を図ったネックレスです。この品質のネックレスがこの価格帯で手に入るのは素直に嬉しいの一言。コスパ最強ブランドの一角と言えるでしょう。

アイテムはニューヨークとブルックリンのセレクトショップでも取り扱われておりますが、日本ではオンラインストアだけの限定販売となっています。

また、ペンダントの側面には刻印が可能なので、大切な人へのプレゼントや自分へのプレゼントにも最適です。


FIVE THIRTY PARK(ファイブサーティパーク)

出典:fivethirtypark.com

日本が世界に誇るジュエリーブランドAHKAH(アーカー)のクリエイティブディレクターを務めた青柳龍之亮氏が、「Gender-Neutral Jewelry: ユニセックスであること」をコンセプトに立ち上げた「FIVE THIRTY PARK」のチェーンネックレスは、上質な素材をミニマムに仕上げた、性別や世代、時代を超えて長く付き合えるデザインが魅力。

ユニセックスということで女性に大人気のゴールドで制作されたアイテムが多く、シルバーチェーンでも留め具にゴールドを使用しています。そのため値は張りますが、ペアで身につけるには最適です。大事な記念日の贈り物を考えている人は是非チェックしてみてください。


HARANG(ハラン)

出典:harang925.com

2010年に韓国にて立ち上げられ、BTSのジョン・グクをはじめ、NCT(エヌシーティー)、SNSD(GIRLS’ GENERATION)といった韓国アイドルのメンバーが着用し、飛ぶ鳥を落とす勢いのアクセサリーブランド「HARANG」。

特に人気なのは、左右でチェーンのタイプが異なるアシンメトリーのチェーンネックレス。あまり見ないユニークなデザインですが割と色んなスタイルに合わせられます。そこまで目立ちたくないけど変則的なチェーンネックレスを求めている方にはピッタリの逸品。


WAKAN SILVER SMITH(ワカンシルバースミス)

出典:wakansilversmith.com

2013年に日本人デザイナー佐藤草平氏によって立ち上げられたシルバーアクセサリーブランド「WAKAN SILVER SMITH」は、その実力を持って地道にコツコツと評価を重ね、藤井大丸やルミネ、パルコなど大型モールに店舗を構えるセレクトショップ「STUDIOUS」に取り扱いされている。

ネイティブジュエリーの伝統的な技法を活かした、ネイティブアメリカンのスピリチュアルな美しさを纏ったチェーンネックレスは、野生的であり儚くもあり、人の温かみを感じることができます。


JOHN LAWRENCE SULLIVAN(ジョンローレンスサリバン)

出典:online.john-lawrence-sullivan.com

デザイナーの柳川荒士氏が2003年に設立したJOHN LAWRENCE SULLIVANは、テイラードを基軸に強さとエレガンスが同居する男性像をコンセプトに置きながら、常にテイラードスタイルの拡張を図り、メンズウェアの可能性を追求し続けているブランドです。

JOHN LAWRENCE SULLIVANのチェーンネックレスで特にオススメしたいのは「YOSHiKO CREATiON」とのコラボレーション作品です。チェコ、クトナー・ホラにあるセドレツ納骨堂よりインスピレーションを受けたものや、かなり大ぶりなチェーンと細身チェーンを合わせたものはインパクト抜群。尖った個性が大好きな人は是非つけてみてください。


という訳で、今回はオシャレなバイヤーがハイブランドと気鋭ブランドを厳選し、その中からバイヤーおすすめのチェーンネックレスをご紹介しました。どれかお気に入りのブランドやアイテムが見つかれば幸いです。

「話題のブランドのメンズネックレスを知りたい!」という人は是非↓こちら↓の記事をご覧ください